株式会社富山エアポートと株式会社ギックスは、空港を起点に富山県内でデータ・AI など次世代を担う人材の雇用創出と、空港を実践の場として新たな産業やサービス開発を目的として、包括連携協定を締結したことをお知らせいたします。本協定に基づき、ギックスは富山空港内にオフィスを開設し(2026年夏頃予定)、富山県への本格的な事業拠点進出を行います。これにより、現地に根差した継続的な連携体制を構築し、AIやデータを活用した空港運営の変革と、雇用機会の創出や人材活用による地域活性化に向けた取り組みを一体で推進してまいります。

主な連携内容
本協定に基づき、両社は以下の取り組みを推進します。
⓵空港内にギックス社のオフィスを開設し(2026 年夏頃予定)、
富山県内でデータ・AI など次世代を担う人材の雇用創出
⓶富山県内の学生や社会人に向けた AI・データ活用の
ワークショップなど、AI・データ人材の育成
⓷若者の県外流出防止および地域定着への貢献
⓸富山空港を実践の場として活用した新たな産業やサービスの創出
⓹ギックス富山オフィス社員が富山空港の CDO(チーフ・データ・オフィサー)
に就任し、空港データや各種地域データを活用した、空港活性化や業務効率化、
新たな顧客体験創出

今後の展望
両社は、データ活用の観点から空港運営を強化し、分析にとどまらず意思決定および施策実行の高度化を一体で進めてまいります。これにより、利用者にとって魅力的で利便性の高い空港づくりを推進するとともに、空港を起点とした新たな地域価値の創出に取り組みます。また、本連携を通じ、データ活用を基盤とした空港運営と地域活性化の取り組みを、他地域・他空港への横展開を見据えた再現性のある「富山モデル」として、確立してまいります。
経営者コメント
株式会社ギックス 代表取締役 CEO 網野 知博
当社は「あらゆる判断を Data-Informed に。」というパーパスのもと、データを意思決定に活かす仕組みづくりに取り組んでいます。データは、需要予測や行動分析などを通じて意思決定を支える強力な手段です。近年では生成 AI の進化により、簡易的なアプリケーションや業務システムを迅速に開発し、施策の実行までを一気通貫で進めることが可能になりました。これにより、データに基づいて判断するだけでなく、その後の実行までを、より早く・低コストで回していくことができる時代になっています。これまで分断されがちだった「分析」と「実行」を一体として捉え、現場で回る仕組みとして実装していくことが、これからの競争力の源泉になると考えています。当社は、これまで培ってきたデータ分析と実業支援の知見に加え、最先端の AI・テクノロジーを取り込みながら、判断の高度化と実行の高速化の双方を支援していきます。富山空港は、こうした取り組みを実際の現場で実装・検証していく絶好の場です。富山には高い技術力とポテンシャルを持つ人材が多く、当社にとっても非常に重要な拠点になると考えています。地域の方々とともに、データと実行が一体になった新しいモデルを富山から作り上げていきたいと考えています。東京に出なければ最先端のデータ・AI の仕事ができない時代は終わりつつあります。富山空港を起点に、地域にいながら世界水準の仕事に挑戦できる環境づくりにも取り組んでまいります。
株式会社富山エアポート 代表取締役社長 岡田 信一郎
空港経営の高度化には、DX の推進やデータに基づく意思決定が不可欠です。経験や勘といった現場感覚も大切にしながら、分析に裏打ちされた経営を行うことで、安全性の向上、効率的な運営、さらには顧客満足度の向上につながると考えております。ギックス様の高い分析力とコンサルティングで培われた知見については、以前より注目しておりました。このたび富山空港へご進出いただくことは、空港運営にとって大変心強いことであり、富山エアポートが進める空港型地方創生や地域活性化の取り組みにとっても、大変意義深いものと受け止めております。今回の協定を通じ、富山空港を、単に飛行機を利用するための場所ではなく、人・データ・知見が集まり、新たな価値を生み出す拠点へと進化させていきたいと考えております。今後、ギックス様との連携をさらに深め、富山空港の価値向上と地域の持続的な発展にともに取り組んでまいります。







